謳う丘!?

オリンピックの開会式や各競技会場のBGMにアニメやゲームの音楽が使用されていましたね。
でもまさか演技曲(しかもオーストラリア代表)でこの曲が使われるとは夢にも思っていませんでした。
どうも、札幌事業所のKです。

『謳う丘』は、今から15年程前にガストとバンプレストが共同開発したRPG
『アルトネリコ(Ar tonelico)』シリーズ(全3作)の主題歌で、
実際に競技に使用されたのはシリーズ2作目の『謳う丘 Exec_Harvestasya』というバージョンの様です。

RPGでよく有る〈魔法〉の設定がこのシリーズでは独特で、
ざっくりと端折って言うと『歌の形でコマンド(要求)をサーバーに投げて実行する』
という形になっており、実際にゲーム中でも魔法使いのキャラクターは戦闘中に歌っています。
他にも、歌詞についても独自の人造語が含まれていたり、プログラムを想起するような題名になっているのも特徴的ですね。

主題歌だけでなく挿入歌も素敵なものが沢山あり、
私は1作目の『EXEC_PAJA/.#Misya extracting』や『EXEC_CHRONICLE_KEY/.』
2作目の『こころ語り』
3作目の『EXEC_Z/.』
などがお気に入りです。

また歌われている『志方あきこ』さんは、
この作品以外にも多数のアニメやゲーム音楽に関わっていたり、
大河ドラマ『花燃ゆ』の主題歌に参加されていたりする方です。
私もアルバム【Navigatoria】に収録の『Navigatoria』や、
【RAKA】に収録の『晴れすぎた空の下で』が大好きで、
友人とカラオケに行くとよく選曲しています。

コロナ禍脱出まであともうひと頑張り、と信じて
脱出した暁には思いっきり歌い倒したいですね。
とはいえ、歌う前に筋トレから始めないとあの高音は出せませんが。