ストレスのサイン「3A」

ストレスのサイン「3A」って知っていますか?

「3A」の状況を見極めることで、ストレスの状況に気づき、
コントロールすることで、ストレスを軽減することが出来ます。

「3A」とは、ストレスのサインを確かめるためのAから始まる3つの項目を表しています。
「3A」の1つ目は、「Alcohol=アルコール」です。
お酒を嗜む人だけになってしまいますが、お酒の飲み方が変わり、悪酔いや二日酔い、飲んだ翌日に遅刻が多くなると危険信号です。
自分で自制がきかない飲み方になったと客観的に自分で判断できればよいのですが、大半の人は、自分が変わったことに気づくことが出来ません。
ただ、自分の周りにいる人は、変化に敏感ですので、自分が変わったことを感じています。
他人から指摘を受けた際は、自分では変わっていないと思っていても、素直な気持ちで、耳を傾けて聞いてみてください。
絶対に良い方向に舵をきることができます。

「3A」の2つ目は、「Absenteeism=アプセンティーイズム」です。
ストレスが過度に貯まると無断欠勤や遅刻など、勤怠トラブルが目立つようになります。
勤怠トラブルの原因は、寝坊や寝不足などが起因することが多いです。
私自身は、正直、このあたりの経験は全くないのですが、過去に勤怠トラブルを犯した人達は何人も見てきています。
大半が、夜に寝つきが悪いという問題を抱えています。
眠れない理由は、いろいろありますが、眠れないからと言って、動画を見たり、テレビを見たりすると脳が活性化されて余計に眠れなくなります。
以前、テレビで言っていましたが、眠れなくても布団に入って、目をつぶっているだけでも体力を回復するそうです。
ぜひ試してみてください。

そして最後は「Accident=アクシデント」です。
「Absenteeism」が起因している可能性もありますが、ストレスが貯まるとやりなれた業務での事故、ミス、ケガなどが目立つようになります。
イージーなミスが目立つようになると、自分の存在価値を下げる可能性がありますので、ミスが多くなってきたときこそ、行動後のチェックをしっかりしましょう。

今回は、ストレスを判断するための「3A」でしたが、軽減するための「3R」もありますので、またご紹介します。