仕事の適正と検査について

仕事を選ぶ時に自分の適性というものを判断基準のひとつにする方法があります。
仕事との相性を簡単な質問でチェックするものが、適性検査といいます。
採用試験の一部に使っていたり、採用時の参考に利用しているという企業もあります。
企業によっては、1次試験や面接を受ける時に適性試験を同時に受けるというところもあります。
適性検査は、企業が採用者を決定するときだけでなく、仕事を探している人が自分の仕事選びに利用することもあります。
適性検査とは、自分でも気づいていないような仕事の適性や長所を把握するために受けるものです。
新しい会社に入社したのに数ヶ月後には、仕事が合わないと感じて退職してしまったという人は多いようです。
仕事についてみて、初めて自分にはこの仕事の仕事と適性がないことに気づき、精神的に追いつめられる人もいます。
自分では適性があると思っていたけれど、いざやってみたらそうでもなかったという話もありがちです。
仕事と自分が合わないと感じる理由は、自分の適性を正しく把握していなかったために仕事と合わなかったなどがあります。
適性検査の結果だけに従って機械的に自分の仕事を決めるのではなくて、様々な根拠の中から、最終的に自分の意思で仕事を決定することが、本来の適性検査の使い方です。
思いがけない分野に自分の仕事の適性があることもあります。
適性検査を一つのきっかけにして、自分の中にある可能性に気づけることもありますので、適性検査を受けてみてはどうでしょう。

ちなみに弊社では、未経験の方を採用する際は、性格検査と基礎能力検査を実施しています。
会社としても、IT業界の適性を判断するために適性検査は大事な情報になります。