京都・大阪・大阪・奈良 その4

疲れすぎても眠れないものですよね。
ホテルで3時頃までうだうだしてました。
どうも東京本社のYです。

この3日間で5万5千歩歩いてますからね。
そりゃぁ疲れもしますね。

最終日は奈良を散策・・・と言いたいところですが、朝から大雨。
猿沢ノ池前のスタバで様子を見ながら集合時間まで一服。
いつも大混雑しているのに、ガラガラです。

集合時間になってびしょ濡れでやってくるメンバーも一服。
そうこうしている間に雨がやんできたので活動開始です。

と言っても行先を考えていなかったので、まずは、ならまちをぶらぶら。
歩きながら地図を見て気になる志賀直哉旧居へ。

志賀直哉は、遺言で「自分の記念館とか博物館は作るなよ」と言いおいていたようで、資料などの展示はほとんどありませんが、執筆に使われたデスクや椅子などの家具は当時のものが残されていました。
印象的だったのはお台所とサンルームでしょうか。
ビルトイン冷蔵庫(氷を入れて冷やすアレ)が設置された広いキッチンは使い勝手がよさそうです。

食堂から続くサンルームは瓦で作られたタイルが敷かれていて、明るくいい雰囲気。
文豪たちが集まったサロンの様子が写真に残されていましたが、置かれていたイスやテーブルも当時のままでした。

無計画なのにいいところに来たなぁ!

続いて近くにある鏡神社へ。
こちらのお社は、春日大社の式年造替(社殿を作り替えること)の時の古い社殿を移してきたものなんだそうです。

案内板によると延享3年 とかかれています。1746年という事ですね。

続いては鏡神社のお隣にある新薬師寺へ。
頭に「しん」が付くとちょっとカタカナ表記したくなりますね。

シン・ヤクシジ

はい、すみません。

新薬師寺は聖武天皇の病気平癒を願って光明皇后によって創建されたお寺さんだそうです。
薬師如来坐像の後ろには十二神将像が並んでいます。十二神将にはそれぞれ干支が紐づいていて、自分の干支に紐づく神将にお参りするとご利益があるとかないとか。

その後、奈良公園の方に戻り、浮見堂を眺めながら散歩しつつ本日のメインイベントへ。

じゃーん、奈良ホテル~

明治42年創業、「関西の迎賓館」と言われる憧れのクラシックホテルです。
写真は本館の正面玄関なんですが、巨大なお寺かな?と思うような構え。

ですが内装は洋風強めの和洋折衷。不思議。素敵。
当時のままの内装に感激。

奈良ホテルに何しに来たかと言いますと、メインダイニング「三笠」でランチを頂きに来たのです。
一週間前に思い立って、調べてみたらギリギリ予約が取れたので!

メインホールも不思議な内装ですね~。欄間があったり、天井はなんと折上格天井になっています。
折上格天井なんてお寺やお城でしか見たこと無いよ。
お客さんがほとんど入っていないように見えますが、ランチタイムは、ホールの周りに巡らせた縁側のような窓際の席分しか受け付けていないみたいです。
なんて贅沢な!

前菜・スープ・メイン・デザートに焼き立てパンと食後のお茶のミニコースですが、しっかり満足。
めちゃ美味でした。

せっかく来たので奈良ホテルをもっと楽しみたい。
なので、そのままラウンジに移動してお茶を頂くことに。
コースターもレトロなデザインで可愛いですよね。
お土産に買ってしまいました。

お庭の景色も素敵です。

と、のんびりしていたら、帰りの時間ギリギリに。
奈良ホテルを後にし、競歩で駅まで向かい予定の電車に滑り込むのでした。

4日間で合計7万歩。
良く歩き良く食べた良き旅でした。

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