桃とアリス

もう一生秋でいい。東京本社のTです。

梅雨のころからYさんと企画して
ずーっと楽しみにしていた予定がありました。
KIHACHIで桃のアフタヌーンティーセットを食べ、
六本木でアリス展を見るというものです。
今夏はこれと推しのライブを心の支えにして
過酷な夏を乗り越えたといっても過言ではない。

KIHACHIのアフタヌーンティーはすごかったです。
何がすごいって、1人1台なんですよ!(一般的には2人で1台)

客層を鑑みてか、甘いだけではないのもポイント高い。

しかし見た目かわいく美味しいこととおしゃべりに浮かれすぎて
何食べたのか覚えてない…… 話の内容は覚えているのに…
(めっちゃオタクな話をしてました…)
最後のプリンがラスボスだったことだけはお伝えしておきます。
いつか普通のランチコースも食べてみたい。塊肉にあこがれる。

桃を堪能した後は、アリス展に到着です。
名作「不思議の国のアリス」を軸にした展覧会です。
作者であるドジソン氏の話や、ヴィクトリア朝時代のあれこれにも
言及している展示なので、ディズニー映画くらいしか知らないという方にも
楽しめる展示かと思います。
しかしこういった展示では毎度のことながら、
当時の通知表とかまで展示されるのを見ると
いろいろといたたまれない気持ちになりますね。
いっそのことドジソン先生からお気に入りの少女たちの写真とか、
彼女たちにあてた書簡とかも展示してくれたらよかったのにな~笑。
※書簡は「少女への手紙」という本にまとめられています。面白いですよ~。

「日本のアリス」コーナーには金子國義さんやヒグチユウコさん、
酒井駒子さんの絵があって大満足。
でも沢渡さんの「少女アリス」がないのは、時代的に仕方がないと理解しつつも、
あれは外せないでしょ~と思ったり…
(イギリスでの展示では出展されてたらしい、Anna Gaskellの写真も見たかった…)

不思議な鏡や、映像を使ったインスタレーションもあって
文字だけではない楽しみ方ができるのも今っぽいですね!

終始とても見ごたえのある展示でした。
個人的には過去に制作された実写映画が(一部とはいえ)
一気に見ることができてよかったです。

六本木は相変わらずよくわからないエリアですが、
2か月後にまた行くことになりました。
次はベルサイユのばら展 ! 楽しみだな~。