間違って使っている日本語 第1弾!!

経営をしているといろいろと文章を書くことが多いのですが、
理数系出身の私は、理科や数学を中心に生きてきたので、
日本語を間違って使わないよういろいろ調べながら書いています。

その中で、皆さんが間違って使っていそうなものを紹介したいと思います。

「間違って使っている日本語 第1弾!!」は・・・・「先見の明」です。

「先見」とは、「何かが起こる前に見抜くこと」や「先を見通すこと」という意味があります。
また、「明」は、「物事の道理から明らかで疑いのないこと」や「道理を見分ける才能や能力」という意味があります。

つまり、「先見の明」は、「何かが起こる前それを見抜く能力」、「先を見通し、それに対応する能力」、「先を見抜いて判断する能力、行動する能力」という意味になります。

「先見の明」を、「先見の目」や「先見の妙」と間違って使っている人が多いそうです。
「先見の目」は、「目(め)」と「明(めい)」の発音が似ていたり、
先を見通すことを「先を見る」ということから「先見の目」になったのではないかと言われています。
「先見の妙」は、「先見の明」を「せんけいのみょう」と誤読してしまい、「明(みょう)」と同じ響きの「妙(みょう)」という漢字を当ててしまったと言われています。

何気なく、使っている言葉ですので、ぜひ間違えない様に気を付けてください。