Yの韓国旅行レポート 第三夜-外泊

昨日は不思議の国・韓国に驚いた一日でした。
おじさまの三次会に付き合った友人は、1時半頃に帰ってきてひとしきり騒いで寝落ちしました。
目が覚めれば、ほんのり空腹の東京本社Yです。

本日は、おじさまとは別の知人に会いに、日帰りで江原道まで行くことに。
ソウルでタクシー運転手をしていて、友人が韓流アイドルの追っかけをしている中で出会い
かなり無理なお願いにも応えてもらって、信頼度の高い人だとか。

私も何回か会ったことがあるんですが、本当にいい人を絵に描いたようなおじさん(アジョシ)です。
何はともあれ、まずは腹ごしらえ。


ホテルの近くのお店で、キンパ(海苔巻き)とククス(うどん)をシェア。
うどんていうか、そうめん(煮麺)でしたが・・・。
韓国料理=辛い、と思われがちですが、辛いもの殆ど食べてませんね。

江原道はソウルの東、くらいのアバウトな認識しかありませんが
今回そこへどうやって行くかというと、

アジョシの友達の車に便乗。

状況を整理します。
 ・アジョシは江原道にいる。
 ・アジョシの友達はアジョシに会いに行く。
 ・我々はそれに便乗する。
 ・我々はその友達とは会ったことがない。
なんで、そんな事になったのかは分からないんですが(友人任せなので)、
そういう事になってしまったんで、もう、付いていくしかない!

会ったこともない外国人と電話でやりとりしながら待ち合わせするとか、狂ってる・・・。
電話で話しているのは友人なんですが、韓国のおじさんは語気が強い方が多くてですね、
電話口で怒られているような気分になるんですよ。

その事に友人は軽く憤っているんですが、この予定決めたのはアナタだよ?

お互いあっちこっち行ってしまってすれ違ったりしながらもなんとか合流しました。
江原道までの道のりをご一緒するおじさんは、アジョシの幼なじみとその運転手。

奇妙なロングドライブスタート!

はい、気が付いたらサービスエリアでした。
寝てて良いよと言われて、スコンとガン寝しまして・・・。


サービスエリアではおじさんがおやつにチーズフランクフルトを買ってくれました。
その後、コンビニでドリンクも買ってくれました。
お菓子もいるか?と聞かれましたが、友人は外で売ってる焼きチーズがいいとおねだり。


こちらがその焼きチーズ。

おじさんとは2時間ほど前に初めましてしたばっかりです。

ドライブ再開した車内は大音量の演歌で埋め尽くされ・・・
その内に帰省渋滞に巻き込まれ・・・
突然、おじさんからスマホを渡され、知らないおじさんとテレビ電話するなどし・・・
18時過ぎにようやく目的地に到着したようす。

そもそも、目的地がドコなのか知らないんですけどw

江原道って、日本で言えば「近畿地方」みたいなものだと後になって知りました。
どこだか分からないですが、着いてしまったんで、おじさんに付いていくしかありません。


カジノって書いてありますね。


カジノだ!!!
なんと、江原道のカジノ(kangwonLand)に来てしまいました。

バカラのテーブルに着くアジョシを見つけ、久々の再会・・・したのですが
その後もアジョシはバカラに夢中で我々は放置。
つまらないのでカジノ内を探検していると、こんな冊子が・・・。


ギャンブルで身を滅ぼさないように注意しましょう、と言う内容の注意喚起漫画でした・・・。
割と国内の人多いしね・・・。

バカラのフロアに戻り、運転手のおじさんと話をしていると、驚きの事実が。
幼なじみのおじさんと運転手のおじさんは、明日朝7時からゴルフをやって、12時に帰ると。

ちょっと待て! 明日ってなんだ!

我々は今日帰るんじゃないのか?このおじさん達帰らなかったら、どうやって帰るんだ??
ひとまずアジョシにこのことを伝え、ついでに腹減ったと訴えて数分。

ご飯を食べに行くぞと、移動開始。飯が先か!
移動開始はいいんですが、さらに知らないおじさんが二人増えてるwww


近くのお店に移動し、アジョシ・我々・幼なじみおじさん・運転手おじさん・謎おじさん2人の計7人で晩ご飯スタート!

アジョシと我々のテーブルはプルコギです。

隣のおじさんズテーブルは焼き肉です。
焼けたお肉が自動的にこちらに流れてくるので、ご飯と一緒にサンチュに巻いて頂きます。

そして、食事中に分かったことですが、

今日はソウルに帰れないようです。

なので、アジョシが近くに宿を取ってくれました。
そうしている内に、おじさん4人が去って行きました。カジノに戻ったのかな?
ここの会計は幼なじみのおじさんでした。一番年長者だったんだね。

我々はアジョシのお家に移動し、食後のコーヒーを楽しみながら世間話などしていると
ドアのチャイムが鳴りました。

はい、新たなおじさん登場~。

いや、もうこの旅、どれだけおじさん出てくるのかな?
韓国の人は兄弟が多いんですよ。
血のつながった兄弟ではなくて、兄弟分?ていうのかな?そういうの。
で、新しい友人やらと引き合わせてみんなで盛り上がるのが好きなんですかね?

楽しい異文化交流の後、アジョシと分かれて、本日の宿へ。
広いし綺麗です。

アメニティも充実していて、ソウルの宿より高そう。

まさか、旅行に来て予定外の外泊をすることになるとは思わなかったね。
と、友人とマッコリを酌み交わしながら語り合い・・・。

友人がマッコリ1.7リットルを飲みきったところでベッドに沈みます。

明日へつづく・・・。