アナログゲームはコロナなんかに負けない

こんにちは、札幌事業所のKです。
突然ですが皆様はアナログゲームという言葉をご存知でしょうか?

テレビゲームやビデオゲームと対比する形で、
コンピュータを使用しないゲームを指す言葉として使われるようになった言葉です。

歴史的があるものだと紀元前3000年頃にエジプトで誕生したとされるセネト(後のバックギャモン)や、
6世紀頃にインドで誕生したとされるチャトランガ(後のチェスや将棋)。
ここ数十年だと、カタン、カルカソンヌ、汝は人狼なりや?等が有名でしょうか。

人生ゲームやモノポリーなどは、子供の頃に家族とプレイしたという方も多いのではないでしょうか?
私の頃は、UNOが修学旅行でやるゲームの定番だったのですが、今はどうなのでしょうね?

そんなアナログゲームですが、新型コロナの影響で厳しい状況に置かれています。

時には複数人で盤面を食い入るように覗き込んだり、時にはカードや駒を受け渡したり、
時には熱の入った交渉(口喧嘩?)で権利をもぎ取ったり、といったことがあるこれらゲームでは、
【三密を避けろ】【振れるな】【話すな】が良しとされる現状では、どうしても忌避されたり周りの視線が痛いものです。

ですが、ゲーマーとはしぶといモノです。
たとえ1/36でも、1/100でも、1/216だったとしても可能性があったら諦めない人たちです。
各種チャットツールや、<<ボードゲームアリーナ>>のようなオンラインの対戦サイトを使って、
『デジタル』な環境で『アナログゲーム』を続けているんです。

もしご興味を持たれた方がいらっしゃる様でしたら、ぜひ覗いてみて下さいませ。

とはいえ、私にとってアナログゲームの醍醐味は盤外の駆け引き。
相手の呼吸は?視線は何処を見た?体の向きは?指は顔の何処を触った?声色は?発汗は?瞬きの回数は?質問に答えるまでの秒数は?悩む時の唸り声は?手はテーブルの上か下か?足は組んでいる?踵は浮いている?
そんな情報から次の一手を推測するのが楽しい訳でして、一日も早く顔を突き合わせてゲームが出来る日々が帰って来て欲しいものです。