2025.01.14
こんにちは、東京事業所のSです。
昔は仲間とワンダーフォーゲル活動※に勤しんでおりましたが、後厄に負った怪我をきっかけに殆どやめていました。
また仕事で忙しくしているうちに、気がつけば体力も落ち、あちこち関節もガタがきてしまいましたが、ふとしたきっかけで「また一度登山を再開してみよう」と決めました。
※バイクツーリング、キャンプ、登山、ロープクライミング、ボルダリング、自転車ポタリングなどのアウトドア活動
<山の懐かしさ、そして新たな挑戦>
仲間たちと一緒に山を登り、小屋泊やキャンプするのが楽しみでした。
登山道を歩きながら、風の音や鳥のさえずりに耳を澄まし自分の体力を確認する、あの感覚は今でも忘れられません。
年月が過ぎ、いつの間にかその楽しみは後回しになり、体力もどんどん衰えてしまいました。
年齢を重ねたからこそ、今の自分に合ったペースで再び山を歩く楽しさを味わいたいと思い立ちました。
もちろん、以前と同じペースで登ることは無理だと思っています。
だからこそ新しい登山の楽しみ方があるのではないかと感じています。
<再開初登山>
再開した最初の山は、最も行きやすい低山。標高が高くなく、登山初心者にも適したコースです。
縦走向けの登山靴を履いて歩き出すと、懐かしい感覚が蘇ってきました。
少し歩くと、やっぱり足腰に疲れが出てしまいます。昔は無かったハイテクなSmartWatchで計測する心拍数は高止まりでなかなか落ちません。
それでも、無理せずにペースを落として歩くと、不思議と心地よい疲れが体全体に広がっていきました。
途中で見かけた美しい風景や、静かな森の中でのひととき、それらに心癒されながら、再び登山の魅力を再発見しました。
確かに体力の衰えは感じるものの、山の景色や自然の中にいることで、心がリフレッシュされ、元気をもらうことができたんです。
<身体との向き合い方>
以前のような無理は効かないことを痛感しています。
無理をせず、自分のペースで楽しむことが大切だと実感しています。
急がず、休みながら、途中で足を止めて景色を楽しむ。
そうやって、登山の新たな楽しみ方を見つけていこうと思っています。
また、体力づくりも意識的に始めています。毎日の軽いストレッチやウォーキング、そして階段を使うようにしています。
「近所にはトレーニングできる階段が無いから仕方ない」と思っていましたが、よくよく考えると通勤の地下鉄駅が大深度地下に相当するので毎日階段を使えばけっこうな筋力トレーニングが可能なことに気づきました。
毎日続けることで、登山に必要な筋力を維持し、無理なく歩けるようにしていきたいと思っています。
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/crd_daisei_tk_000007.html
<次の目標>
これから目指すのは、少しずつまた標高の高い山にも挑戦すること。
とはいえ、無理のない範囲で、安全に楽しむことを最優先にしていきます。登山を通して、心身ともに元気でいられるように、少しずつ挑戦していくつもりです。
そして、登山を通じて新しい仲間とも出会いたいと思っています。
登山仲間がいれば、一緒に山を歩くことも楽しみのひとつです。
これからの登山ライフを、もっと豊かにしていきたいですね。
<装備>
約20年前に北アルプス表銀座をトレイル用スニーカーで縦走した時の足の痛みから、ちゃんとした登山靴の重要さを知りました。登山靴を購入し7年ほど使った頃、下山中にソールが全部剥がれてしまいメンテナンスの重要さ(通常は3~5年でソール張替え)も知りました。下山後すぐ張り替え修理に出しましたが、それからはほぼ未使用のまま10年以上経ち、またソールのEVAフォームが一部剥がれてきて張り替えを考えていました。しかも沢を少し歩いただけで浸水もしており内部のゴアテックス自体も傷んでいることがわかりました。修理費用は合わせると靴を買うより高くなりそうということで、少し軽めのものを新調しました。それでもオールレザーの登山靴は重めですが手入れやエイジングも楽しめます。
日帰り用20L程度のメインザックも内側防水コーティング(ポリウレタン)が経年劣化でボロボロ剥がれており、これも新調が必要でした。
高機能な化学素材は便利ですが、人体と同じように使わなくても経年劣化はあります。時間は残酷ですね。
・旧LOWAタホーと新Caravan GK85
<最後に>
登山再開して良かったと思っています。年齢や体力を言い訳にせず、健康維持と心のリフレッシュを兼ねて、無理せずにできる限り続けたいと思います。
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