蕎麦と毒と雲海と

ご無沙汰しているうちに2022年が終わろうとしていますね。
どうも、東京本社のYです。

久々に、オタク仲間が集って遊びに行ってきました。


まずは、上野藪そばで腹ごしらえ。
オタクは推しぬいと飯を一緒に写真撮ります。

おすすめはと聞かれたので、江戸前そばはやっぱりせいろでしょう。

「そばつゆにちょっとだけつけて食べるのが粋なんでしょ?」と言われたんですが、
粋とかそういう事でなく、そばつゆが濃いから浸す量で味を調節してるだけだよ。
と回答しておきました。

なぜそうするのかを知れば、食事の自由度が上がって、よりおいしく食べられるのでは?
と感じた瞬間でしたね。

西の方ではそば湯を飲むことがないそうで。

東京には日本各地や海外から珍しいものが集まってはいますが
東京らしい食ってなかなか無いなと思っていました。

そばつゆをそば湯で割って飲むという、
当たり前だと思ってたことが東京らしさだったんですねぇ。
(ただし最初にそば湯が始まったのは信州で江戸中期に江戸に広まったとか)

お腹が満たされた後はこちら。

国立科学博物館で開催中の「毒」展。
有毒な植物や生物の他、毒となる鉱物、産業廃棄物など生物や環境に対して毒となるものまで
様々な毒を扱った展示でした。

とりあえず、人が多すぎ。
でも、図録がかわいいのでつい買ってしまった。

人の多さにつかれた一行はタクシーで椿山荘へ。
イブニングハイティーを予約しているのです。

通されたのはソファー席。
アンティークのテーブルが素敵です。

まずは食前酒から。
ちゃんと見た目が全く同じノンアルを用意してくれました。

続いて三段のオードブル。
アフタヌーンティーは甘いもの中心。

年取ると甘いものばかり食べられぬ・・・。

我々世代にはこっちの方が良いかも・・・。

 

そして、椿山荘のハイティーと言えば、この極厚ローストビーフ!

1人1枚です。たっぷり味わえます。
年をとっても肉は食えるのです。

ちなみに椿山荘のお手洗いにはペーパータオルがありません。
あるのはタオルです。

これはあれですかね、SDGs的な・・・。

最期にデザートとお茶を頂いた後は、
椿山荘のお庭イベント「東京雲海」を楽しむことに。

関口台地の崖の上に立っている椿山荘。
そのお庭は神田川に向かって続く崖の高低差を利用して作られています。

お庭にたっぷりスモークを炊いて、オーロラの様な景色が浮かび上がります。
(でも、ラスボスいる感が否めない。とか言ってしまうオタク脳)

 

雲海ショーが終わった後のお庭を散策すると、
東京にいることを忘れそうになりましたよね・・・。

久々に充実した一日でした。