雪風が、敵だと言っている

こんにちは、札幌事業所のKです。

タイトルは、年末に本郷事業所のAさんも触れていた戦闘妖精・雪風(私は単行本派なので読めるのは何時になるだろう…)の主人公のセリフです。

20年ほど前には映像化もされ、当時はまだあまり主流ではなかったトゥーンレンダリングを使用して手書きの画との違和感を減らした美しい映像や、主演を堺雅人氏が務めたことで話題になった記憶があります。

OVA版のプラモデルも色々作った筈なのですが、引っ越しの際に処分してしまったようで押し入れを漁っても見つかりませんでした、残念。

何故か未組立のファーンⅡだけ出てきたので、折角だから組み立ててみようかと思っています。

当時は航空機に搭載された機械知性体(AI)である『雪風』に依存し、『雪風が、敵だと言っている』と味方すら破壊する主人公の異質さが強調されていましたが、ありとあらゆるデータの処理にAIが利用され、またその結果を完全には理解できない(人間が追いつけない)ままAIの判断を利用・採用している現代を見ると、なかなか感慨深いものがあります。

そう遠くないうちに、チューリングテストで本当に合格するAIも現れるかもしれませんね、もっとも昨今のSNSなどを見るに求められているのは『話を聞いてくれる相手』であって、それが人間である事はあまり求められていないようにも思えてしまいますが。