憧れの職業と現実

憧れの職業に成人してからなれたという人がいることは事実ですが、大抵の場合は憧れを形にするのは難しいものです。

幼い頃に純粋な気持ちで憧れていた職業は、大人になるにつれて、よりハードルが高くて簡単にはなれない職業になってきます。

憧れを抱いてはいたものの、よく知るにつれ低収入の職業だということが判明し、希望を切り替えるという人もいます。

多くの人が憧れる職業として、お金がたくさん入り、地位の高いとされる医者や弁護士があります。

しかし、希望通りに就職する人は一握りです。

背景には資格試験の難しさはもとより、近年では医師の場合、きつい労働環境なども問題となっています。

労働環境や収入の面などで、現実と憧れのズレに直面する人もいます。

弁護士は高収入のイメージがありますが、人によって収入には差があります。

せっかく憧れの職業に就けたのに収入の面で理想とはずいぶんと違っていたということも実は少なくないのです。

職業に対する憧れと現実との差は、誰しも多かれ少なかれあるようです。

システムエンジニアを目指している人も、Webシステムが主流になり始めた20年前と比べるとかなり減っています。

小学生の男の子がなりたい職業の第1位に「ゲームクリエイター・プログラマー」が選ばれていますが、

業務系のプログラマーになりたい人はこの中には含まれていないのが実情です。

今後、システムは、AIに取って代わる部分が増えてくると思いますが、

システムエンジニアという職業がなくなることはありません。

私も、IT業界の発展のためにも、魅力ある業界になる努力をしたいと思います。

モノづくりが好きな人には大変、楽しい業界だと思いますよw