ダンジョンマップの把握は御早めに

はじめまして、札幌唯一の女性社員Tです。

東京のYさんが描いてくださった、社員一同のイラストにおいて、私は最も遠目からでも『私』と解るように描いていただけました。

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コイツです。
お察しの通り、重度の某携帯獣オタクでございます。

さて、最初から携帯獣について語り尽くすのもアレなので、今回は先月の出張中に私がやらかしたことをお話しましょう。

私の育った場所は、リスやキツネが道を歩き、少し奥まった場所へ行けば『熊出没立ち入り禁止』という看板が存在する辺境の地です。
そのためか、都会のコンクリートジャングルで、よく迷子になります。
東京23区は、私にとって最早迷宮。
地下鉄の路線図など、ダンジョンマップそのものに思えたものです。

今回の東京出張にて、そんな方向音痴の私に試練が訪れました。
『東京ビッグサイトから本郷三丁目の本社へ一人で辿り着く』
というミッションです。
自分の方向音痴は自覚しております故、私はホテルにあった路線図を持ち、私よりずっとしっかりしている札幌メンバーに確認を取りました。
どの駅に行けばいいのかを。

その結果
『豊洲から月島へ行って乗り換え、大江戸線で向かう』
というルートに決まりました。
そう、『豊洲』から。
残念ながら私の頭に『ゆりかもめ線』という言葉は無かったのです……。

結果として、私は豊洲近くまで歩きました。
途中昼食という名の休憩を、偶然見つけたす●家で挟み
「もう無理タクシー拾おうかな」
と思うまで歩きました。
そこへ偶然通りかかった路線バスに、『豊洲駅』の文字が…!
迷わず乗り込んだところ、停留所2つで到着致しました。
その後は大幅に迷うことなく、どうにか本社へ辿り着くことができましたが、杖が無かったら倒れていたことでしょう。

因みに、私がアテにした路線図には、ちゃんとゆりかもめ線が書かれておりました。
シャーペンで書いたのかと思うような、細い線で。
他とあまりに違うその線と、『ゆりかもめ』という名前で「船……?」と思ったばかりに、無駄に歩くこととなったのです。

皆様、こんなアホは私くらいかと存じますが、地図,路線図の類いは、正しく判読するようお気をつけください。