間違って使っている日本語 第2弾!!

間違って使っている日本語 第2弾です。

弊社では、システム開発を生業としていますが、開発だけが仕事ではなく、

コンサル的な業務も行っております。

提案書の作成をする中で、できる限り、おかしな文章にならないように

何度も確認して、お客様に提出します。

社員の提案書を作成する中で、過去に気になった書き方についてご紹介します。

●「過半数を超える」
 「過半数」の「過」と「超える」は同じ意味ですので、「過半数を占める」が正しい表現となります。

●「後で後悔する」
 「後悔」とは文字通りで、後で悔やむことの意味ですので、「後で」と同じ意味なります。
 「後で悔やむ」もしくは「後悔する」が正しい表現となります。

●「違和感を感じる」
 「違和感」は、物事になじめないさま、居心地が悪いさまを意味しますので、
 「違和感を感じる」では「なじめない感じを感じる」ということになってしまいます。
 「違和感を覚える」とか「違和感がある」が正しい表現となります。

上記以外でもたくさんの重複して表現している文章が存在しますが、

漢字の意味をしっかり考えるとおかしなことに気付けると思います。

今の時代、国語辞典を開かなくても、インターネットでなんでも調べられる時代ですので、

しっかりした文章を書く際、少しでも不安を覚えたら、インターネットで調査してみてください。