ウサギとカメとニワトリ

こんにちは。東京の社員Tです( >д<)、;'.・
花粉症です。お薬お世話になっています。

最近、我が社で使用させてもらっているflierさんの「ものの見方が変わる 座右の寓話」を見まして
昔から教訓なりが詰め込まれていた話しや例えは、数多くあって学びだなと思いました。

勝手ながら「ウサギとカメ」改変して自分なりに楽しんでしまおうという回になります。
(因みに、よーいドンして競争するところです。カメが頂上についてからの先のお話しがあるのは最近知りました)

 

むかし、むかしあるところに、ウサギとカメとニワトリがいました。
ウサギは村で一番足が遅くて、悔しい思いをしていました。

ある時、ウサギはカメに山の頂上まで競争しようと言いました。
そのとき、何故かニワトリもカメと一緒にいましたが、ウサギは気にしませんでした。

「よーいドン」というとウサギは、カメをあっという間においていって見えなくなりました。
カメは少しづつ少しづつ前に進んでいました。
ニワトリは、カメのまわりをウロウロしていました。
カメはニワトリに「ニワトリくんも先に行ってもいいんだよ」と言いました。
ニワトリは、「先って何?」と言い、カメは「山の頂上だよ。」と言いました。

しばらくして、ウサギは頂上に近づいたので後ろを向くとカメはまだスタートした位置から
あまり進んでないこと、今の位置からだいぶ距離があるので、一休みしました。

カメはまだ歩みをとめず、一歩づつ進んでいました。
そしてニワトリは、まだカメのまわりをウロウロしていました。
カメは「ニワトリくんは、なんで先にいかないの?」と聞きました。
ニワトリは、こう言いました。
「ぼくすぐに忘れちゃうんだ。でもカメくんが一緒ならきっと安全だから」
「カメくんは今何してるの?」
カメは「山の頂上までウサギくんと競争してるんだよ。」と言いました。
ニワトリは「なんでウサギくんと山の頂上まで競争してるの?」と聞きました。
カメは、その問いに答えられませんでした。

夕方になって、一休みしていたウサギは夕焼けをみてびっくりしました。
「あれ?カメくんはどこだ?」ウサギはとにかく必死に山の頂上まで走りましたが
誰もいませんでした。
スタート位置まで戻る道にもカメはいません。
怒ったウサギは、カメの家に行きました。
「なんで、家に帰ってるんだ。競争はどうした?」とウサギは言いました。
「ごめんね、やっぱりぼくの足だと夕方になっちゃいそうだったし、夕飯の支度があるから帰ってきたんだ。」
「ニワトリくんにウサギくんにごめんね、って伝えてと頼んだんだけど・・・」
「良かったら、ウサギくん晩御飯食べていってよ」
競争には一応勝ったウサギでしたけど、足が遅いことを全く気にせず
夕飯の支度の続きをしているカメを見て、なんだか気が抜けてしまいました。

ウサギは最後にこう言いました「カメくん今度料理教えてよ。」

おしまい

 

「うさぎ・亀・ふくろう」といのもありました。